スキップしてメイン コンテンツに移動

PR

漫画版 人狼ゲーム ビーストサイド 2巻掲載のゲームルールの間違い

人狼ゲームビーストサイド2巻電子版には間違い(誤植ではなくおそらくポカミス) がある。


※電子版2巻で確認、書籍版は未確認のため後から修正されるかもしれない。


【ネタバレあり】未読の人は注意

人狼ゲーム ビーストサイド2巻より




間違いひとつめ - ルール(3)

ルール(3)住人は、深夜0時から朝6時まで割り当てられた部屋にいなければならない。ただし、”人狼”は、0時から2時までの間、部屋を出て”村人”1人を殺害する

この時間についての記述がまちがっており、正しくは下記の通り

住人は、深夜0時から朝6時まで割り当てられた部屋にいなければならない。
ただし、”人狼”は、0時から2時30分までの間、部屋を出て”村人”1人を殺害する

0時から2時30分までである根拠

人狼ゲーム ビーストサイド1巻より 開始時のルール説明アナウンス

人狼ゲーム ビーストサイド2巻より 2時過ぎになり、制限時間が気になる仁科愛梨




 間違いふたつめ - ルール(8)


”人狼”を3人とも処刑できれば”村人”の勝利、正体を見破られずに”村人”を皆殺しに出来れば”人狼”の勝利となる。

厳密にいえば、正しいのは下記の表現。

”人狼”を全滅できれば”村人”の勝利、”村人”を人狼と同数以下にまで減らせれば”人狼”の勝利となる。

その根拠は3つ
・「人狼を3人とも処刑できれば」 だと自殺・事故での死亡時にルール違反になってしまう→厳しすぎてゲームが成立しない恐れがある(開始時に人狼が他の人狼を殺せばそれだけで村人敗北でゲーム終了)

・「正体を見破られずに」だと井上が正体を明かした時点でルール違反になってしまう→そうはならなかった。

人狼ゲーム ビーストサイド3巻より 正体を明かしたこのみ。しかし即死はしない。

・「”村人”を皆殺しに」する必要はなく人狼と同数以下にすればよいだけ。ラストシーンも村人1人狼1になった時点で人狼勝利が自動確定していた。

人狼ゲーム ビーストサイド1巻より

ちなみに、村人の数が人狼以下になった時点で人狼勝利になる理由は、
その状況ではどうやっても村人が20:00に人狼を吊ることは出来なくなるため。

たとえば人狼3、村人3なら結託した人狼(もう人狼であることを隠す必要はない)が特定の村人に3票入れると、人狼にとって悪くても3-3の決選投票になり、そこでも3-3の同数となり、誰も吊るされないことになる。

その後は夜に村人が一人襲撃されて人狼3、村人2。
翌日20:00には投票で村人が吊るされ夜には最後の村人が襲撃されて人狼勝利で終わる。

その為ゲームとしては人狼と村人が同数になった時点で人狼勝利となる。


----------------------------------------------------------------

単行本内に記載されているルールはあくまでも単行本としての演出のため
作者は関わっていないと思われる。

作者がチェックしているならストーリーと矛盾するこんなミスはしないはず。


おまけ - 伊勢の名前はじゅん?あつし?


作者が関わっていても矛盾している(という可能性がある)
矛盾が無いと仮定すると、伊勢が自己紹介で別の読み方を名乗ったか、家族内ではあっくんと呼ばれているかのどちらか。
もしくは単なるルビの誤植 。

人狼ゲーム ビーストサイド1巻 みんなで自己紹介シーン じゅんと言っている 

人狼ゲーム ビーストサイド2巻 伊勢宅にて 母親にあっくんと呼ばれている

コメント

PR

このブログの人気の投稿

漫画版 人狼ゲーム ビーストサイド 結局、役職付き村人は誰だったのか?

人狼ゲーム ビーストサイド 役職付きの村人はだれだったのか? 【ネタバレあり】未読者は注意 人狼(確定) 人狼はすでに確定している 人狼ゲーム ビーストサイド 2巻より 仁科愛梨(主人公・前回の人狼ゲームの村人側生き残り) 井上このみ(前回の人狼ゲームを仁科愛梨とともに生き残った) 伊勢淳(仁科愛梨・井上このみとは別に開催された人狼ゲームの生き残り) 用心棒(確定)   対馬瞳 おとなしい・小動物系・しかし全てにおいて自分の意見が無いわけではない 仁科愛梨が終盤で簡単に説得できると高をくくっていたが思わに反論にあって攻め方を変えざるを得なかった。 最急局面、仁科愛梨・宗像美海・対馬瞳の3人だけになり、仁科愛梨は少しでもやっかいそうな宗像美海を襲撃するも、用心棒に守られておりドアが開かなかった。 このことにより、もう1人の対馬が用心棒であることが確定。 共有者(ほぼ確定) 佐伯まこと  人狼ゲーム ビーストサイド1巻より ゲーム開始2日目で自ら明かす 共有者の一人でほぼ確定な理由は、 ・何の情報も無い段階で藤堂由紀彦を共有者の片割れではないと断言していること ・他の共有者(達)から異論が出ていないこと ちなみに、佐伯まこと自信が自分が共有者である証拠として挙げた「他に共有者いるならせーので二人一緒に出てきて」という理屈には穴があって信頼に足るものではないが、作中では皆納得していた。 もう一人の共有者は佐伯まことの意向により明かされなかった。   だが、状況証拠からするともっとも可能性が高いのは榎本亜希子。 次に可能性が高いのは最初の犠牲者、柳川裕貴 もし共有者のもう一人が柳川裕貴だとすると、佐伯まことが「共有者であることを明かさないように依頼した」のではなく、すでに死んでいるのでそうせざるを得なかったということ。 しかし共有者の片割れを明かさないことには別のメリットもあり、佐伯まことの頭の回転の速さを表している。 預言者(ほぼ確定) 藤堂由紀彦  「もう一人の共有者ではありえない」として最初に佐伯まことに指名されるが、 2日目の投票では原志保が、3日めの

漫画版 人狼ゲーム ビーストサイド なぜ4日目の夜、用心棒は藤堂由紀彦を守らなかったのか

4日目夜時点では用心棒は存命だった(対馬瞳)。 預言者がほぼ確定している藤堂由紀彦は少なくとも 人狼ではない。 では、その夜守るべきだったのは藤堂由紀彦ではないか? 実際に仁科愛梨はその夜、深く考えずに藤堂由紀彦を襲撃している(成功し、藤堂死亡)。 【ネタバレあり】未読者は注意 前提条件 4日投票後の生き残りメンバー 藤堂由紀彦 対馬瞳 宗像美海 仁科愛梨 安道漢和 このうち、人狼は1人だけ。2人、3人の可能性はない。 仮に人狼が2人残っているとすれば、人狼・井上このみ処刑前には人狼が3人だったことになる。 6人中3人が人狼となるので、その時点で人狼側勝利となるはずだが実際にはそうならなかった。 ゆえに残りの人狼は1人だけ。   預言者・藤堂由紀彦が正体を見たのは 佐伯まこと(1日目夜) 見忘れ(2日目夜) 小曽根正則(3日目夜) 用心棒・対馬瞳が守ったのは 小曽根正則(1日目深夜) 不明(2日目深夜) 不明(3日目深夜) 不明(4日目深夜) 宗像美海(5日目深夜) 対馬瞳の思考 藤堂由紀彦には、理不尽な感情を持たれている(ので、守りづらいかもしれない) 人狼は預言者を襲撃しようとするだろうが、預言者は守られるというのはスペシャリストの人狼には当たり前にわかっていること。 預言者を生かしておいて翌日に自分の正体がバレるリスクよりも、用心棒に守られている可能性が低い村人を確実に1人減らしておくというのも戦略としてはあり得る。 ただしキャラ的にはそこまで冷静に判断する人物では無さそうなので 「預言者を守るべき」という考えに思い至らなかった可能性のほうが高いと思われる。 その結果、偶然ではあるが仁科愛梨から「用心棒がまだ生きている」という思考を抜け落ちさせた。

漫画版 人狼ゲーム ビーストサイド なぜ宗像美海は井上このみを人狼と断定したのか

宗像美海は自称預言者のうち、井上このみを人狼と断定する。 【ネタバレあり】未読者は注意 昨日は、井上このみと小曽根正則がどちらも預言者だと言い張っていた。 だが、小曽根正則はどうやら村人のようだ。 預言者は井上このみと、今名乗り出た藤堂由紀彦のどちらかに絞られた。 藤堂由紀彦がもしも人狼だったのなら行動に矛盾がある。 すなわち井上このみが人狼である、という理論展開をする宗像美海。 人狼ゲーム ビーストサイド3巻 藤堂は人狼ではないという宗像の説明 もし藤堂由紀彦が人狼であれば、井上このみと小曽根正則は村人(どちらかが預言者)ということになる。 人狼にとっては、片方を殺せば生き残ったほうが皆に人狼だと思われて投票で殺される、という状況にすることができるが藤堂由紀彦はそれをしなかった。 人狼ゲーム ビーストサイド3巻 論理的に藤堂の思考を説明する宗像美海 人狼ゲーム ビーストサイド3巻 自称預言者2人が行きていることを理由に、藤堂は人狼ではないと主張する宗像 藤堂由紀彦はなにも考えてないと反論する井上このみに、「何も考えてなかったらやっぱり夜にドッチか殺しちゃってるよ」という宗像美海。 「藤堂由紀彦が人狼でなにも考えてないアホなら、井上このみと小曽根正則どちらかが預言者なんだからどっちか殺しておこうとするだろう」、という意味。 人狼ゲーム ビーストサイド3巻より よく考えれば細かい反論は出来るが、この場では皆が納得し(井上も)井上このみは人狼であることを自白した。 例:その理屈だと人狼はもういないことになるが、榎本亜希子は実際に殺された など