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漫画版 人狼ゲーム ビーストサイド なぜ仁科愛梨は井上このみを預言者として仕立て上げたのか

仁科愛梨は、2日目の投票前に井上このみを預言者だと言いだす。


【ネタバレあり】未読者は注意


2日目の投票直前、井上このみを預言者だと言いだす仁科愛梨

人狼ゲーム ビーストサイド2巻より 人狼仲間の井上このみを、突然預言者だと言いだす仁科愛梨



これは、「預言者への対抗策としての偽預言者」を井上このみに押し付けるという、仁科愛梨の狙い。

相談せずに突然言い出したのは 単純に時間が無かった(思いついたのが投票10分前)ことと
事前に相談したとしても、偽預言者役のリスクが高すぎて同意を得られるとは思えないから。

頭の回転の早い井上このみと伊勢淳なら、とっさに話を合わせるだろうとの期待もあった。
もし人狼仲間が藤堂由紀彦や対馬瞳だったらこうはいかなかったはず。




他の人狼に偽預言者役を押し付けることを思いついたのは、2日目の投票前。

その数時間前には「原志保が人狼を引いたと相談してきた」という平一也の告白があった。
人狼である仁科愛梨にはそれが嘘だとわかっているが、気にしないことにした。
仲間割れで村人を減らせるなら特に問題はない。



人狼ゲーム ビーストサイド2巻より 平一也の談合はさておき預言者対策を考える仁科愛梨

人狼ゲーム ビーストサイド2巻より 預言者を騙る預言者対策は人狼にとってリスキー



人狼ゲーム ビーストサイド2巻より 預言者対策の妙案を思いつき、リスク承知で賭けにでる決意

 この直後、井上このみが部屋に呼びにきて投票に向かう。

この時すでに仁科愛梨は、自分中心的な思考にかなり寄ってきている。

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